PS3でパソコンの画像・音楽・動画ファイルを再生する
※この記事は、正確には18日に更新しています。
PS3には、メディアサーバー検索なんていう機能がついてる。
まぁ何となく、パソコンに保存されてるファイルを見れたりするのかなっていうイメージだけはあったんだけど、設定とか面倒臭そうっていう印象もあり、そのへんはいじってなかった。
けど、いろいろと調べてみると、これがかなり簡単だった。
ファイルを読まれる側(サーバー)と、ファイルを読む側(クライアント)の2つの立場がある。つまり、パソコンがサーバーになり、PS3がクライアントになるってこと。
で、サーバー側がDLNAってのに対応していれば、PS3上で再生することができる。
サーバーになるのは、DLNAに対応しているコンポだとかプレーヤーでもいいんだけど、ここではパソコンで説明してみる。
パソコンに関しては、Windows Media Player 11がインストールできるOSであればいい。これが満たされていれば、DLNAの機能に対応してるってことになるものと思われる。
接続としては、サーバー側もクライアント側も同一のルーターに接続していればいいみたい。これは有線でも無線でもどっちでもいい。
そして、サーバーとなるパソコンには、Windows Media Player 11(以下「WMP11」)がインストールされてる必要がある。Vistaは最初からインストールされてるみたいだけど、XPは自分で入れないといけない。俺の場合は、すでにWMP11を自分でインストールしていたので楽だった。
あとは、WMP11のライブラリから「メディアの共有」を選び、「メディアを共有する」にチェックを入れ、PS3を許可すればOK。俺の場合、PS3は「不明なデバイス」ってなってた。
すると、俺の場合は、自動的にPS3のXMBのフォト・ミュージック・ビデオにWMPのアイコンが出てきた。これを選択すると、
- マイミュージック
- マイピクチャ
- マイビデオ
- 共有ミュージック
- 共有ピクチャ
- 共有ビデオ
に保存されてるファイルが再生できた。
これはとてもいい機能だと感動した。
PS3はリビングに置いて、50インチのテレビに接続してるのに対し、パソコンは自分の部屋に置いていて、PCのモニターは17インチと小さい。
試しに、PC上で胸スカのときのハイビジョンソースの音楽戦士をマイビデオに移してみた。すると、PS3でこれを再生することができた。ハイビジョンソースなので(と言っても16:9っていうだけで、本当はちょっと解像度低めなのだけど)、50インチのテレビをフルに使って見ることができる。これはとても素晴らしいと思った。
音楽も再生できる。俺の場合、PCに取り込んでる曲はほとんどWAV形式なんだけど、これもちゃんとPS3で再生することができた。さらに、音楽を聴きながらインターネットブラウザも起動できた。もはやパソコン。
この機能、やってみるまでは設定とかすごく大変なんだろうなって思ってたんだけど、いざやってみるとWMP11でメディア共有をする設定にすればいいだけだし、その設定もすごく簡単だった。
PS3の活用法がまた1つ増えました。